Vol.8:身体感覚がパフォーマンスを高め、痛みを軽減する
目次
1.お知らせ
2.近況
3.
4.今週の限定動画
1.お知らせ
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2.近況
今週のテーマは「炎症」です。
最近、なんだか鼻炎がひどいんですよね。なんだかいつも鼻がムズムズ、くしゃみが止まらない(特に家で)。
鼻炎って集中力を奪われるのでかなり不愉快。
そこで、行ったのが「抗炎症対策」。
具体的には、
・ビタミンD3の摂取ー免疫機能の活性化
・プロバイオティクスの摂取
・亜麻仁油の摂取(1日スプーン1杯〜2杯)
この3つです。
これらの取り組み始めて数日経つ頃から、少しずつ効果を感じるようになってきました。
そして週末になる頃には、完全に消失!とまではいきませんが、ひどい状態に見舞われることはなくなりました。
これが本当に抗炎症作用によるものなのかは、血液検査をするしか確認方法はないので「本当に?」と疑われても仕方ないですが、僕の体感したことはこれが全てです。
関節痛にも「抗炎症」対策を!
もしこの取り組みが「有効」だったとするならば、関節の痛みも「炎症」により引き起こされるため、同じような取り組みが有効である可能性も高くなります。
つまり、関節痛というのは、「動きの問題」でもある側面と「炎症コントロール」という側面を持っているということになります。
そのため、動きに対するアプローチと、炎症コントロールに対するアプローチの両方が痛みの早期緩和や再発予防に重要なのです!
「生活習慣病」も炎症
ちなみに、いわゆる「生活習慣病」と言われている病気のほとんどは炎症が原因と言われています。
とすると、生活習慣病予防には運動も良いのですが、面倒だと言う人は「食事やサプリメント」による抗炎症対策だけでも取り組むと良いかもしれませんね。
ただ、この場合「悪いものを引き算する」ということをお忘れなく!
※これについては、こちらの記事でも解説しています。
・『健康』には「食事の改善」は必須科目ー全人類が食事・栄養を学んだ方が良い理由
3.関節痛の軽減・再発予防の鍵は「身体感覚」
先日見ていた、現在東京で行われている世界陸上での一幕。
棒高跳びの選手が世界新記録を3回目の試技で達成。
本当にあの緊張感と(なぜか我々にも感じた)達成感は素敵でした。
その記録にも関心したのはもちろん。僕はその「修正能力」に感服したしました。
1回目よりも2回目。2回目よりも3回目。
徐々に成功に近づくのが見て取れました。
やはり、一流は一流ですね。
ただ、これは何もアスリートにおける話だけではありません。
僕が「関節痛は運動のエラー」を提唱している限り、我々「一般人」においても必要な能力といえます。
今回は、「身体感覚」にスポットを当てて、関節痛改善に向けた取り組みの一助を示したいと思います。
パフォーマンスの鍵は「身体感覚」にあり
スポーツ選手が良いパフォーマンスを発揮するために、自身の身体の状態を繊細に感じ取る能力が不可欠なように、僕たち一般人も関節の不都合なく快適な生活を送るためには「身体感覚」が非常に重要です。
この身体感覚は、大きく分けて2つの種類があると僕は考えています。
身体のズレや異常を「認知」する感覚
そのズレや異常を「修正」するための感覚
残念ながら、関節痛に悩まされている方の多くは、この両方の感覚が鈍ってしまっている傾向があります。
身体が発している小さな悲鳴に気づけず、いつの間にか痛みに変わってしまっているのです。
まずは「気づく力」を取り戻すことから
「感覚を磨く」と聞くと、何か特別なトレーニングが必要だと感じるかもしれません。
しかし、心配はいりません。
まず取り組むべきは、「ズレや異常を認知する感覚」、つまり、自分の身体の状態に氣づく力を高めることです。
そのための第一歩は、とてもシンプル。
「朝起きた時の身体の状態をチェックする」
これだけで十分です。
「昨晩と比べて、身体が軽いかな?重いかな?」
「どこかこわばっている感じはしないかな?」
ほんの少し、自分の身体に意識を向ける時間を作ることから始めてみましょう。
日常のなかに「身体感覚トレーニング」のヒントは隠れている
慣れてきたら、日常生活の様々な場面で、ご自身の身体に少しだけ注意を向けてみてください。
電車で立っている時、足の裏のどこに体重が乗っていますか?(親指の付け根?かかと?小指側?)
デスクワーク中、背骨のどこに一番負担がかかっている感じがしますか?
歩いている時、身体のどこかに余計な力みはありませんか?
このように、日常生活のふとした瞬間に自分の身体をスキャンするような習慣が、あなたの身体に眠っている「異常を検知するセンサー」に磨きをかけてくれます。
この小さな気づきの積み重ねが、痛みの根本的な解消や、辛い痛みの再発予防へと繋がっていくのです。
できることから、一歩ずつ
難しく考える必要はありません。
まずは、あなたが「これならできそう」と思えることから始めてみてください。
その小さな一歩が、長年の悩みから解放されるための、大きな一歩になるはずです。
■参考記事
「感じる力」を取り戻そう!ボディスキャンで心と身体の対話を深める方法
4.今週の限定動画
今週は、youtubeチャンネルにて公開したローランジの講義を深掘りした動画を提供させていただきます。
安全に行うためのポイントも解説していますので、ぜひご覧ください!
【免責事項】
本記事は、情報提供を目的としたものであり、医学的な診断や治療を代替するものではありません。関節痛などの症状で医療機関を受診されている場合は、医師の指示に従ってください。ご自身の健康状態については、必ず専門の医療機関にご相談ください。
© くどちん
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