Vol.5 これからの季節はビタミンD3を!
お知らせ
・各関節の痛みの「正体」を解説したnote販売中!今週のテーマは「膝」です!
今月の上旬に行ったアンケートをもとにして、各関節痛に関する解説をXやnoteでしています。これまで肩の痛みや腰痛について解説してきましたが、今週は「膝」です。Xの情報に加筆したnoteも販売中です!(8/31まで100円で販売中!)
ぜひ普段のケアにご活用ください!
【膝が痛い方へ】膝の痛みはこの3部位でほとんどが解決します。
※その他、「肩の痛み」や「腰痛」をテーマにしたnoteも販売中です!(各500円)
【肩の痛み】【保存版】肩の痛みの原因は”肩”にはないー述べ3万人以上の身体を診た理学療法士が教える肩の痛みの「本当の原因」
【腰痛】「異常はありません」と言われて困った人が読む腰痛のnoteー画像検査では見えない腰痛の原因と対策
・9月より講義動画の配信を開始します!
来月より、何か1つテーマを決めて講義の動画を配信します!今月はヨガのポーズの1つで、関節痛と関連が深い「腸腰筋」を伸ばす事ができる「アシュワンサンチャラーサナ」について解説しています。
・stand.fmにてラジオ配信実施中!
音声配信ぷらっとフォーム「stand.fm」にて、関節痛を中心とした「健康」をテーマにラジオ配信をしています!週2回程度配信していますので、ぜひ通勤中や家事をしながらなどに聞いてみてください!
・【時期未定】個別相談(有料)を開始します!
理学療法士として述べ3万人以上のリハビリに携わってきた経験を活かし、現在関節痛でお悩みの方に向けて、アドバイスやトレーニング指導をメインとしたサービスの提供を開始します。時期は未定ですが、年内にはスタートさせます。詳細が決まり次第お伝えします。
1.近況
今週は先週に引き続き風邪症状に悩まされています!
今週はずっと「喉」に症状が出ており、咳そして痰の排出が続いております。
それでも、一日ずつ良くなってきている感覚があり、自分の免疫細胞の働きを実感しています。
ホント自分の細胞には感謝しかないですよね。
ご迷惑おかけしないようにしなければ。
魔法などない
さて、今回の風邪も然り、病気にかかるといつも思うことがあります。
それが「症状は少しずつ良くなるもの」ということ。
これは後日ラジオでも話そうかと思うのですが、多くの方は「魔法」を求めます。
「これをやれば一瞬で治る!」とか「一発で痛みが消える!」とかいう宣伝文句や、動画なんかがそういう想いに拍車をかけているんだと思うのですが・・・。
断言しますが、魔法は「存在しません」。
といか、身体のシステムを考えると一瞬で良くなる!ということはあり得ません。
関節の痛みにしても、動き方が変われば患部に触ることがなくなるため、痛みを感じなくなります。
体感で言えば痛みがなくなったので「魔法」と思えるかもしれませんが、単に患部に触れていないから痛みだ出ないだけで、患部が「治った」わけではありません。
「魔法」などありません。
では何が言いたいのか?
痛みを取るための取り組みは中長期的な視野で臨みましょう、ということ。
僕が提唱しているペイン・カスケード理論においても、変えるべきは「動き方・食生活・考え方」です。
これはどれも一朝一夕で変わるものではありません。
どれも「新たな習慣」として身体に、脳に、肚(はら)に落とさなければいけません。
ゆえに時間はかかります。
2009年にユニバーシティ・カレッジ・ロンドンのフィリッパ・ラリー博士らが行った研究によると、新たな行動が習慣化するには、最低18日最長で254日(約8ヶ月)かかるそうです。
ヒトはどうしても近視眼的になりやすいですが、そういった欲求はグッと堪え、正しい身体の仕組みを学び「そもそも時間がかかるもの」という事実を自分の中に落とし込んでいきましょう。
もちろんお付き合いさせていただきます。
2.太陽の恵み「ビタミンD」で、つらい腰痛とサヨナラしませんか?
朝晩の空氣がひんやりと澄み渡り、過ごしやすい季節が近づいてきていますね。
これから秋を迎えるということで「やっと暑さから解放される・・・」とホッとしている人も多いのではないでしょうか?
しかしちょっと待ってくださいね。
秋が来るというのは、何も「良いことばかり」ではないことをご存知でしょうか?
秋になると、
「なんだか最近、氣分が晴れない…」
「夏の疲れが抜けないまま、身体が重だるい…」
「いつもの腰の痛みが、なんだか強くなっている氣がする…」
こんな不調が起こる事がしばしば。
実はこういった不調は、秋になって太陽の光を浴びる時間が短くなったことと、深い関係があるかもしれないのです。
今回は、ヒトの心と身体の元氣、そして慢性的な腰痛にも関わる「太陽のビタミン」について、希望の光となるようなお話をさせていただきます。
その痛み、脳も関係しているかも?
最近の研究では、慢性的な痛みは、単に身体の問題だけでなく、脳の働きも大きく関係していることがわかってきています。
つまり、心の状態、特に氣分の落ち込みや不安感が、痛みをより強く感じさせている可能性がある、ということです。
秋になると日照時間が減り、日の光を浴びることで体内で生成される「ビタミンD」が不足しがちになります。
このビタミンDは、「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンの生成をサポートしているため、不足すると氣分が落ち込みやすくなる可能性があるんです。
つまり、太陽を浴びる時間が減ることでビタミンDが不足し、それが心のバランスを少しずつ不安定にさせ、結果として腰などの関節の痛みをより強く感じさせてしまう…という繋がりも考えられるのです。
食べて鎮める炎症・整える心|抗炎症&メンタル栄養ガイド
では、ビタミンDを増やすにはどうすれば良いのでしょうか?
最も効果的な「日照時間」が減っている中で、かつ普段仕事をしている中で、ビタミンDを「日光浴」で補うのは、正直難しいと思います。
そこで食事です。
ビタミンDは、以下の食事から摂ることができます。
魚類:サケ、サバ、イワシなど
きのこ類:特に天日干しした、しいたけやキクラゲ
卵:特に卵黄に多く含まれます
いつもの食事に、これらの食材をプラスするだけで、ビタミンDを補給することができます。
ビタミンDチャージのコツ【サプリメントの活用】
「でも、毎日そんなに食事内容を意識するのは無理」
「食事のメニューが単調になりそう・・・」
そんな時は、上手にサプリメントを活用するのも一つの方法です。
正直、必要な摂取量を食事から全て補うのは無理があります。というのも、1日のビタミンD3の推奨量は4000IUで、これは、紅鮭の切り身2切れ以上やしらす160g以上と、ビタミンD3を比較的多く含む魚で考えてもかなりの量です。
そう考えると、サプリメントの活用が現実的です。
そのため、最後にサプリメントを利用する時のポイントをお伝えします。
サプリメント選びの3つのポイント
「D3」を選ぶ:ビタミンDにはD2とD3がありますが、ヒトの身体で自然に作られるのと同じ形で吸収効率が良い「D3」を選びましょう。
「ビタミンK2」も一緒に:ビタミンD3がカルシウムを生成する一方、ビタミンK2は、そのカルシウムを運搬する役割があります。納豆などの発酵食品に多く含まれています。
「マグネシウム」を忘れずに:ビタミンDが身体の中で働くためには、マグネシウムが必要です。アーモンドなどのナッツ類や海藻類を意識して摂ると良いでしょう。
ちなみに、日光浴をするのであれば、冬場なら1日に15分〜30分太陽光を浴びる事が有効と言われています。
15分〜30分ならできそうでしょうか?
その場合は、日光浴をできる時にやりつつ、上記のポイントを押さえながらサプリメントを軸にビタミンD3を摂取してみてはいかがでしょうか?
夏場さ避けがちな日光ですが、これからの季節は「適度な」日光浴とサプリメントの摂取で、心と身体の健康維持に努めてみてはいかがでしょうか?
【免責事項】
本記事は、情報提供を目的としたものであり、医学的な診断や治療を代替するものではありません。関節痛などの症状で医療機関を受診されている場合は、医師の指示に従ってください。ご自身の健康状態については、必ず専門の医療機関にご相談ください。
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